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【AWS re:Invent 2019】Keynoteトピックス 12/3

#AWS re:Invent 2019

こんにちは、北川です。
前回に引き続きAWS re:Invent 12/3の情報をお届けしたいと思います!

 

AWS re:Inventとは?

そもそもAWS re:Inventをご存じない方がいるかも知れないので簡単に説明いたします。
AWS re:InventはAWSが年に一度主催する超大型のイベントです。
開催期間の現地時間12/1~12/6(メインは12/2~12/6)の間に合計2500を超えるセッションやワークショップ、トレーニングなどがラスベガスのストリップストリートにある7つのホテルにて行われます。
このイベントには世界各国から6万を超えるAWSユーザが集まり、AWSを取り巻く最新で生の情報が飛び交います。
日本からの参加者も回を追うごとに増加しています。

Keynoteトピックス

ビジネスの変革

ビジネスの変革に必要なのは技術ではなくリーダーシップです。
変革に必要なものは大きく4つ。
1.リーダーシップとの連携
2.トップダウンで目標を打ち出す
3.開発者のトレーニング
4.取り組み始める前に活動が停止しないようにする

オンプレとクラウドの比率

現在のビジネス上のデプロイ環境はオンプレミスが97%を占めている。
しかし、クラウドは急速に伸び、その中のクラウド市場の約半分をAWSが占めている。

新インスタンスを発表

M6g、R6g、C6gの新インスタンスを発表
これはGraviton2プロセッサによって構築された、
膨大なワークロードを処理することができるインスタンスです。
また、Inf1 instance for EC2が発表された。
これは従来のG4と比べてコストパフォーマンスの良いインスタンスとなっている。

AWS Fargate for Amazon EKSを発表

K8Sのマネージドサービスの需要が高い。
K8Sを管理するAWS Fargate for Amazon EKSを発表

Amazon S3 Access Pointを発表

データレイクとして高い耐久性を持つS3を利用するユーザが非常に多い。
しかしアプリケーションごとにS3のアクセス制御を行うことが難しかった。
Amazon S3 Access Pointではアプリケーションによるバケットのアクセスを簡単に実現可能

RedShihtの新機能を発表

Amazon RedShiftは2012年のリリースから多くのユーザに利用されてきた。
そこでさらなる機能追加を行う。
・Amazon Redshift RA3 Instances with Managed Storageのリリース
ストレージとコンピュートを独立させてスケーリングを行うことが可能。

・Advanced Query Accelerator for Amazon Redshiftをリリース
他のクラウドデータウェアハウスよりも非常に高いパフォーマンスを実現

UltraWarmを発表

Amazon Elasticsearch Serviceの費用を大幅に削減

Amazon Managed Apache Cassandra Serviceを発表

クラスタ管理が不要なマネージドなCassandraサービス

CernerのAWS活用事例

ヘルスケア業界では再入院のコストが問題視されている。
AWSの機械学習関連のサービスを用いて患者のデータを分析し、
多くの疾患における再入院のリスクを削減した。

機械学習について

機械学習の分野においてTensorFlowを用いられる場面は非常に多く、
クラウド上のTensorFlowのワークロードの85%はAWS上で動作している。
そしてAWSで機械学習をするユーザの多くはAmazonSageMakerを利用して、機械学習のワークロードを処理している。
そこでAmazon SageMakerに新機能追加を行った。
・Amazon SageMaker Studio
・Amazon SageMaker Notewbooks
・Amazon SageMaker Experiments
・Amazon SageMaker Debugger
・Amazon SageMakewr Model Monitor
・Amazon SageMaker Autopilot

Amazon Fraud Detectorを発表

行動データをもとにリアルタイムな不正検知を実現

Amazon CodeGuruを発表

多くのOSSプロジェクトのコードデータをもとに、
CodeGuruがコードを自動でレビューする。

Contact Lens for Amazon Connectを発表

機械学習を活用したコンタクトセンターの分析を行う

Amazon Kendraを発表

機械学習を利用してFAQ検索を行う。

Amazon Local Zonesを発表

AWS Regionを拡張し、低レイテンシでのワークロードをカバーする。

AWS Wavelengthを発表

AWSインフラストラクチャを5Gネットワークに拡張。

 

まとめ

昨晩のMonday Night Live引き続きMLへの注力が見て取れた。
しかし、一番注目すべき機能はやはりFargate for EKSかと思われる。
コンテナを扱う際にK8Sを導入するのはかなり定番な手法となっているが、
K8Sもやはり管理が煩雑で専門の人間を立てる必要は発生する。
そこで多くをマネージドとする本機能がどこまで活用できるのか大いに期待できる。
余談ではあるが、弊社が取り扱うSpotinstにもOceanというコンテナ管理ソリューションがあるため、どちらにどういったメリットが有るのか比較も行っていきたい。
FargateはECS版を見る限り価格コストが相応に発生していたのでそこが差別化ポイントになるように思われる。

Yusuke Kitagawa

この記事を書いた人

Yusuke Kitagawa

自動化、クラウド周りのエンジニア。
最近はDeepLearningにも手を出し始めました。
AWS SAA / JDLA G検定